sakurapyon’s blog

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評価値と駒組みと駒を打つということ

Seleneさんが静止探索なんていらない?というエントリを書いておられて、みんな悩んでいるのだなあとホッとするような気持ちに。

局面によっては、通常探索よりも多くのノードが処理されている静止探索っていったいナニモノ?という気持ちは私にもある。


と、それはまた次の機会に書くとして、最近悩んでいるのは「駒を打たせる」ということ。sakurapyonはbonanza6由来のKKPを評価関数として使っている。評価関数の処理速度もそこそこ速いしメモリもそんなに喰わないので気に入ってるんだけど、自陣の補強をしないのが気になっている。

序盤の駒組み自体は、評価値があがる場所を勝手に探して駒がそこに移動していくので、まあなんとかなる。やたらと穴熊に組みたがるのと居玉矢倉にしたがるのは愛嬌だ(高美濃囲いから穴熊にするのは何とかしたいけど)。


問題は自陣に駒を打たないこと。王手がかかるギリギリにならないと駒を打たない。じわじわと相手に周りから攻められて、気がついたら逃げ場がなくなってることも多々ある。小心者の飼い主には指せない指し方だ。


gps500 vs. sakurapyon-30 (2012-03-04 06:30)

上図はgps500との対局。なんちゃって穴熊を崩されて銀で縛られている。なのにこの銀を排除せずに攻め続け、駒得しまくったあげくにトン死して負け。どこかで自陣に手を入れればいいんだけど、駒を持っていた方が評価値が高いんだろうな。

これ、自陣にある駒の評価を高くすると、今度は「相手の陣地の駒を剥がすのに夢中」になって、やっぱり自陣に手を入れなかったりするし。難しいです。みんなどうしてるんだろう? こういうのはどうしたら治るんだろう?