sakurapyon’s blog

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水平線効果で勝つ

最近はレーティングが上がってきたので gps500さんやsimkさんとの対局が多い。simkさんには全然勝てなかったんだけど、序盤定跡に少し手を入れたら一発入った。かなりインチキ臭い(^_^;

この棋譜もそうだけど、sakurapyon は駒を溜め込む傾向があるような気がする。本譜は友達を無くすぐらいの勢いで駒を取りまくっている。駒得は裏切らない、んだろうけど、玉の回りがスカスカなのに駒を打たない。そっぽの駒を喜んで取りにいく。何か変なんだよなあ。指し手オーダリングの順番から、駒を打つ手が後回しになりがちだからかな。このへんはもうちょっと何とかできそうな気がする。

手持ちのソフトで解析すると 157手のときに sakurapyonが4五角と打った時点では8七桂以下17手詰があるらしい。このとき sakurapyon は 反復深化6手+延長探索を合わせても10手ちょいぐらいしか読めていないはずなので、この詰みは見えない。なので4五角と打った。

こちらは詰みが読めていないのに、simkさんは読めていて(たぶん)、王手回避の水平線効果っぽい手がでてくる。無駄合いや思い出王手のような手だ。それをパクパクと食べている間に 165手の時点で勝ちに気がついた (勝ち手数の計算おかしいなあ…)。

sakurapyonは詰みルーチンを入れていないので(れさぴょんにはあるけど抜いた)、長手数の詰みはわからない。
(れさぴょんの詰みルーチンを入れると 13-15手ぐらいは読めるんだけど、時間がもったいないので抜いてある。それぐらいなら通常探索で読める!といいなあ)
なので、こちらが勝勢のときに対局相手だけが詰みを読みきっている場合が多い。自分の負けを読みきると水平線効果で不利な手を指しやすいので(4.3 2つの地平線効果 - YSS 7.0)、こちらが読めてないので負けではない局面を必敗にしてしまう。このへんは何とかならんかなーと思ったり。難しいんだろうけど。sakurapyon もこれで困るぐらい読めるように 育てたいものだ。

余談だけど、地平線効果という人と水平線効果っていう人がいるけど、なんでだろ。海が見えるところに住んでいる人は水平線と言ってたり?